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研究者のはしっこ ohtaraki2.exblog.jp

身の周りの自然を守ることに対して、研究者は何ができるか。自問自答を繰り返す毎日。


by 草原好きオバちゃん

実践事例発表

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県が主催するフォーラムで実践事例として発表してきました。
分野はいろいろですが、全国各地から、成功事例がぞくぞく。
まるで品評会のようでした。

私の発表はいつもどおり。
子育てや教育、まちづくりの発表が多い中で、環境保全という
ちょっと毛色が変わった発表をしちゃったかなと思います。
でも、活動については、もう限界も問題点も見えているので、
そこは冷静に。

ちゃんと伝わったかどうか心配でしたが、コメンテーターの
先生が以下のようなことを言われ、伝わっていることに
ホッとしました。

・精神論ではなく、科学的なデータを示して、自分たちがしていることの
 意味を実感することができるのは大きな力になる。
・自然環境も市の資産であるから、維持と保全については公共が担う
 責務があるはずだから、行政がもっと働くべきだ。
・核となってマネジメントしていく人や組織は、ちゃんと担保されないと
 いけない。

さらに、

・とかくグチになりそうなところを状況を冷静に分析してまとめている。
・学会に来たのかと思いました。

といわれました。
やっぱり難しく話しちゃうクセがあるんでしょうか。

今回の先生は、私が事例として示したことをちゃんと消化して
一般論としてまとめて下さったので助かりました。

私自身は、他の方の話を聞いて、活動のエッセンスや必要なことは
何が対象でも一緒なんだなあとか、立場はいろいろですが核となる人が
必ずいるんだなあとか、やたらと納得していました。

これが今年度最後の講演です。
とりあえず及第点だと感じることができ、ホッとしました。
by ohtaraki2 | 2013-02-16 22:32 | 頼まれごと | Comments(0)