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研究者のはしっこ ohtaraki2.exblog.jp

身の周りの自然を守ることに対して、研究者は何ができるか。自問自答を繰り返す毎日。


by 草原好きオバちゃん

結果待ち

         2010年秋吉台カルストウォーク時の写真
結果待ち_e0295994_733436.jpg

        
遊歩道沿いを初夏に草刈りし、草を持ち出すことで、
刈られた草花にも夏の日射しを十分に当てて再生を促し、
秋のウォーキング適期には歩く人にたくさんの花を
みてもらおうと始まった行事があります。

花が多くなるだけではなく、草丈の低い絶滅危惧種が
バクハツ的に増え、おどろきました。
 増えてる!


今までの3年は、遊歩道沿いを今頃に刈ると、刈った草は全部
草原の外へ持ち出していました。もちろん、地元の畑に
使ってもらっています。

7月刈りをつづけたので草丈は低くなり、もう持ち出さなくても
秋の開花に影響がないのではないかと、メンバーが言い出しました。

それを実証するため、今年は車が入らない半分の区域は
刈った草をそのまま置きました。
結果待ち_e0295994_17442778.jpg

この程度の被陰が影響を及ぼすかどうか・・・
それとも、道端に草を掃き寄せて、ちゃんと陽を当てた
方がいいのか・・・

私の印象としては微妙ですが、長年草原を見てきた
人たちがこうされたのですから、その経験とカンの方が
勝るかもしれません。

あとは、刈りっぱなしで掃き寄せていないのは、ちょっと
汚いかなあという感じです。あくまで“私”の印象です。

いずれにしても、秋の結果を待つことにしましょう。
by ohtaraki2 | 2013-07-19 17:53 | 調査 | Comments(0)