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研究者のはしっこ ohtaraki2.exblog.jp

身の周りの自然を守ることに対して、研究者は何ができるか。自問自答を繰り返す毎日。


by 草原好きオバちゃん

やりたい人がいない組織

昨日は年度初めの役員会。
相変わらず、みんな役は降りようとするけど、
他に人がいないからいっそ組織をたたみましょうと
いう話にはならない。

自分のせいで続けられなくなったみたいな
泥をかぶるのがみなさん嫌なのかな?

たぶん最後は私ができなくなって終わることに
なると思うけど、それまで面倒を押し付けあって
やっていくんだろうか。

アホらしいなあ。

さて、こんな風にいつも役を降りる降りると
騒ぐ代表も面倒なんだけど、もう1人、
この人は嫌々やってるんだなあと感じる
エピソードがあったので、ここに書いてみる。

その人は、
「プロジェクトの草刈り行事に参加する人で、
会員がボランティアなのは仕方がないけど、
会員以外の人には交通費を出すべきでは」
という意見を言った。

草原学習の講師に謝金・交通費を支出というのを
検討していた際に出たことば。
いまお世話になっている行政の部署とは別のところが
講師謝金と交通費をみようかと提案してくれたけど、
どう思うかという意見を聞いていたら、別の話になった。

草刈りに来る人に交通費・・・しかも会員外だけ・・・

まず思ったのは、それじゃ会員でいるメリットは
何もないから、どんどん会員が減るだろうなということ。
プロジェクトは会費を取らない替わりに、
会員サービスも皆無です。

それから、プロジェクトにお金を出してる行政も
それは嫌がるだろうなということ。
だって、行事に参加する素人にお金を出すより
シルバーさんや森林組合などのプロに
お金を出して頼んだ方が、そりゃ早くきれいに
仕上がるはず。作業に責任も持ってくれるし。

最後に浮かんだのは、草刈り行事に来てくれる人は
そんなお金が必要かということ。
そりゃ何もないよりはいいかもしれない。
でも、草刈りは交通費を払って来てもらわなきゃ
いけないほど嫌な作業なんだろうか?
それならもともと何度も参加はしてくれないんじゃ?

敢えてその場では何も言わなかったけど、
たぶんその人はプロジェクトのことをするのに
報酬でももらわなきゃやってらんないと思ってるんでしょう。
好きで関わってるんじゃないんだからと。
たしかに、充て職だから仕方ないかな。

やっぱり人によって、いろいろな認識の違いと
温度差はあって、プロジェクトを続けたい、
あるいは続けるために何かしてもいいと思っている人は
ほんとに少なそうとため息の夜でした。

by ohtaraki2 | 2015-04-11 23:06 | ひとりごと | Comments(0)