2015年 12月 13日
旧育成牧場の牧草地の経過
旧育成牧場の牧草地は、場所によっていろいろな状態。
この緑色はもしかしたら、牧草が播種されていたころの名残で
イタリアン・ライグラスなのかもしれない。
手前のきれいな薄緑色は、秋吉台高原牛で知られるギンチク牧場さんが
取得された草地。牛がしっかり食べて、キレイな状態が維持されています。
ここは堆肥がたっぷり播かれたところ。
エゾノギシギシと、あとはハコベなどの畑地雑草。
イネ科はなにかな? 今度近くで見て来なくっちゃ。
手前の方はイノシシが掘り返しています。
植生調査プロットの杭は今のところまだ無事。。。
そして、来春、大繁茂の予感があるのがエゾノギシギシ。
ここはとっても富栄養なので大きなエゾギシですが、
貧栄養と思われる元・牧草地でも、今は緑色が目立ちます。
そのほとんどがイタリアンではなく、エゾノギシギシ。
来年の初夏に、茶色の花茎が立ち、異様な景観を呈するのは
目に見えています。
きっと今年より話題に上るに違いありません。
たぶん、牧場放棄前に描いたシナリオの、最悪のパターンを
いく気がします。
by ohtaraki2
| 2015-12-13 10:59
| 調査
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