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研究者のはしっこ ohtaraki2.exblog.jp

身の周りの自然を守ることに対して、研究者は何ができるか。自問自答を繰り返す毎日。


by 草原好きオバちゃん

同じ構造か

今日のヒアリングした農家さんの話の中に、

やる気があってすごいところばかりに補助金が行き、
小さい規模で立ち行かないところには補助が回らない、
本当はそういう小さいところに補助するべき

っていうフレーズがあった。

県の事業もそうだよなー。
先に大きなところ、業績のあるところが
手を挙げて助成を受け、そこそこ成功したように見えてる。

でも、次の採択は難航する。
だって、手を挙げられるような状況になかったり
手を挙げる方法を知らなかったりする地域(団体)に
なって来るんだもんなあ。

そうなると、当然行政が世話をするにも手がかかるし、
時間もかかるし、大きな成果にならない
ことの方が多い。

最初が華々しいだけに、後からのものは
みすぼらしく見え、さらに手間がかかるとしたら、
誰がその事業を続けようという気になるだろう。

こうして、本当に補助が欲しいところには
恩恵を与えられずに終わってしまったりする。





by ohtaraki2 | 2016-01-09 18:53 | ひとりごと | Comments(0)