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身の周りの自然を守ることに対して、研究者は何ができるか。自問自答を繰り返す毎日。


by ohtaraki2
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カテゴリ:調査( 384 )

なんてこと

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ここ2日のこと。
年休までとって調査に行ったのに。。。

昨日は調査地についてなんか変だと思ったら、
調査用紙も赤白ポールも忘れてる!
仕方なしにあるもので間に合わせました。。。
ヤル気あるのか?!と突っ込みたくなるような忘れ物っぷり。

今日は順調だと思ったのに、よし終わりと見渡すと一列残ってる!
どうやら列の認識がずれてた模様。
碁盤の目のように配置したプロットの位置も当然ずれてて。
プラス30分でやり直しました。

どうした、私。
アルツハイマーか?? 単なる老化? それとも疲れてる?



by ohtaraki2 | 2017-05-23 23:05 | 調査 | Comments(0)
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家のことをほったらかして
まる1日外に出るのは不可能な週末。

1ヶ月遅れの作業と半月遅れの調査。

足元のカナビキソウに何か赤いものがついてる。
拡大してみたら、どうもシロヘリツチカメムシの幼虫らしい。
ネット記事の写真をみると、
確かに成虫はへりが白い(笑)

カナビキソウが生えるような草丈の低い草原が減少していて
あちこちで絶滅が危惧されてるとのこと。
環境省でも準絶滅危惧。
それは納得できる。


by ohtaraki2 | 2017-05-21 23:44 | 調査 | Comments(0)

木漏れ日の重要性

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フタリシズカ発見。

植林地にしろ、広葉樹林にしろ、
林床に生える植物にとっては木漏れ日がとても大事なんだろうな。

日が当たるところにだけ数株のフタリシズカ。
わかりやすい。

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by ohtaraki2 | 2017-05-20 12:25 | 調査 | Comments(0)

竹の侵入

草原に入った竹は森林の場合よりも早く分布拡大するらしい。

これは2009年の写真。


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これが昨日の写真。2017年。
8年の間にだいぶ竹が草原に入ってきてる。

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すこーし撮影位置がずれてるけど、だいたい合うようにしてみた。
かなり入り込んでるなあ。

草原の面積が減ったと騒ぐのはいいけど、
こういうところから有効な対策を立ててもらうのがありがたいです。




by ohtaraki2 | 2017-05-18 22:31 | 調査 | Comments(0)

アナグマ

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この2日間のベストショット。
アナグマの行動を動画で撮れました。

一心不乱に地面を掘って食べ物を探していました。
ちょっと顔をあげた瞬間にみた顔は「わっ、クマ!」
っていう印象。ちょっとビビりました。
前足なんかも強そうです。

でも、丸っこい体とぷりっぷりのお尻は
愛嬌たっぷり。たまりません〜〜╰(*´︶`*)╯♡

10m程度離れていたためか、
わっと声を上げてもまったく気付かず、
おーいと呼びかけると顔を上げて周囲をうかがってました。
でもしばらくしたら、またエサ探しに熱中。

悔しいのでドドドドっと近づいたら
やっと逃げて行きました。
ひとしきり遊んでしまった♡

アナグマ、好きやわ〜〜

by ohtaraki2 | 2017-05-02 18:21 | 調査 | Comments(0)
ひきつづき、学生さんや先生と旧牧場の調査。
この牧草地跡は昨年と同じくエゾノギシギシが大繁茂中。


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ただ、ちょっと違っていることがありました。
コガタルリハムシがいました。
成虫のメスで、卵でお腹がパンパン。
なんと交尾中の奴らも。


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そして幼虫がつき始めた葉っぱ。
このメスたちが卵を産んで幼虫がかえれば
そのうちエゾノギシギシがもっと食われ始めるでしょう。
分布拡大中ってわけですね!

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同じように成虫がみられた牧草地跡もありましたが
たいていはこのように幼虫だらけ。

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ナガバギシギシは春まだ早いうちから茂っていたので
すでに今もう食い尽くされてこんな状態。


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今年は、コガタルリハムシのライフサイクルの一部と
ギシギシ類→コガタルリハムシ→カメノコテントウという
食物連鎖がみられて楽しかった!!






by ohtaraki2 | 2017-04-29 08:37 | 調査 | Comments(0)

囲まれたオキナグサ

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ちょっと見ないうちに、もう実になってた (^^;;

春に決まって聞かれるのが
オキナグサを石で囲ってあるのはいいのか、悪いのか。


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今まで研究会で話した中では、
「ある程度個体数が減ってしまい、絶滅が危惧されるような
状況になれば、生育場所を目立つようにして
見せながら守るのがいいけれど、
まだたくさんあるのなら目立たないようにして守るのがいい」
という結論だったと思う。

それだけではなく、囲む人は咲いているオキナグサ以外の
状況に注意を払わないのも問題だという話も。

たとえばこの個体は、囲ってある石の下に
もう一株の、花の咲いていないオキナグサがあった。
下敷きになってた。


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下敷きになってるのは、他の種でも同じ。
オキナグサよりも環境省の絶滅危惧のランクが高い
ツチグリも石に潰されてた。

ちょっとわかりにくいけど、石に囲まれた中が
そっくり掘り取られてるのも毎年見かける。


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さあどうするのがいいのか。
この話はまた来年も繰り返すんだろうな。。



by ohtaraki2 | 2017-04-26 23:40 | 調査 | Comments(0)

進入禁止

あー、もしもし。
もしかして一般車両さんですか?
そこは進入禁止ですよ〜。

(右側の栗園を持ってる人は管理のため車で入るけどね。)

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あれ、さらにそっちに!?
ダメダメ。歩道が傷みます!
それに、そっちは車は通れないよ〜


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ほら行けそうにないでしょ?
様子見に行ってるのはエライ。


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そうそう。引き返してくださいな。


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あれれれ。今度はそっち???
そっちはもっとダメですよ〜っ
もうあきらめてくださーい。


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よしよし。元の道路に戻ってください。
ここの草原の中は車が便利には通れないようになってるんですよ。


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しかしこの入り口にも「進入禁止」の表示を
してもらわなくちゃ。



by ohtaraki2 | 2017-04-26 22:30 | 調査 | Comments(0)
子供の調子がそれほど悪くなかったので
今日はたまった写真の整理とバックアップ。
明日はどうかな???

さて今年も始まりました。
旧県営育成牧場の調査。

調査プロットの目印ポールの設置も許可が出たから
今後3年間はずっと立てっぱなしでいい。助かる〜

まずは土壌サンプルの採取から。
3年生が入る前だそうで、見慣れた学生さんたちが来られました。


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さて、まず話題になったのはコガタルリハムシの幼虫。
エゾノギシギシにうじゃうじゃいます。
これがズボンにいっぱいついて、折り目なんかに
溜まってたりして。。うぎゃあああ。


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これが食べるとこうなります。
レースみたい。葉脈だけになった葉。


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一ヶ月前には成虫が食べてました。
この葉っぱはナガバギシギシ。これも外来植物です。
ギシギシの仲間だったらなんでもいいのか。


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親も子も食べるんだから、先に大きくなってた株は
食べ尽くされ、後から出てきたものはまだ青々。
おかげでこんな変な風景になってます。


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結果的にエゾノギシギシはこれである程度抑えられてるかも?
いつまでコガタルリハムシがやっちゃってくれるかは
わかりませんが、とりあえず助かってるかも???

そして、すごく大きなテントウムシも。
どうやらカメノコテントウのような。
アブラムシではなくハムシの幼虫を食べるそうです。
だからここにいるのか。うまくできてるなあ。


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by ohtaraki2 | 2017-04-26 22:15 | 調査 | Comments(0)

長者ヶ森の樹木の花

草原の中にポツンとある長者ヶ森。
周りの草原がまだ草が少ないせいで森が目立つのかな。
わりとよく話題に上る。

先日もこの周辺を案内するところだったけど、
このあたりの草原の花は今はそれほど種類がない。

対照的に森にある樹木は花盛り。
いろいろ見てきました。

まず目に入るのはマント群落となっているムベ。


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その次はタブノキ。
この森はタブノキが優占するので、あちこちで見られます。
ちょっと濃いめの香り。
花は雄しべの付け根にある腺点が黄色くめだってかわいい。


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あと派手なのはクロキの花。
これもわりと強めの香り。
葉っぱの付け根にたくさんついています。


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コマユミも森を取り巻くようにぐるっと生えています。
ツリバナだと思ってたけれど、コマユミ、で合ってるでしょうね? (^^;;


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アオキは雄株も雌株も両方見られます。
実と花が同時に見られたりするのでわかりやすいですが
そうでなくても、雄しべのあるなしで区別がつけられます。

こちらは雌株。

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そして雄株。
4つのおしべが飛び出してます。

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シロダモもたくさんあるけど、
花は秋に咲くから、これは若い実。

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クヌギは今から咲きます。
クリーミーな緑がきれいかも。


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ミズキやネコノチチはもう少し先。
その頃には草原の花もさらに忙しくなってそう??



by ohtaraki2 | 2017-04-21 13:07 | 調査 | Comments(0)