研究者のはしっこ ohtaraki2.exblog.jp

身の周りの自然を守ることに対して、研究者は何ができるか。自問自答を繰り返す毎日。


by ohtaraki2
プロフィールを見る
画像一覧

<   2017年 04月 ( 23 )   > この月の画像一覧

モヤっと

この記事はブログのファンのみ閲覧できます

by ohtaraki2 | 2017-04-30 00:49 | ひとりごと
ひきつづき、学生さんや先生と旧牧場の調査。
この牧草地跡は昨年と同じくエゾノギシギシが大繁茂中。


e0295994_08301197.jpg

ただ、ちょっと違っていることがありました。
コガタルリハムシがいました。
成虫のメスで、卵でお腹がパンパン。
なんと交尾中の奴らも。


e0295994_08313317.jpg

e0295994_08321357.jpg

そして幼虫がつき始めた葉っぱ。
このメスたちが卵を産んで幼虫がかえれば
そのうちエゾノギシギシがもっと食われ始めるでしょう。
分布拡大中ってわけですね!

e0295994_08324669.jpg


同じように成虫がみられた牧草地跡もありましたが
たいていはこのように幼虫だらけ。

e0295994_08340298.jpg

ナガバギシギシは春まだ早いうちから茂っていたので
すでに今もう食い尽くされてこんな状態。


e0295994_08353269.jpg

今年は、コガタルリハムシのライフサイクルの一部と
ギシギシ類→コガタルリハムシ→カメノコテントウという
食物連鎖がみられて楽しかった!!






by ohtaraki2 | 2017-04-29 08:37 | 調査 | Comments(0)

今年のトピックス

e0295994_07214110.jpg


この春のトピックスがなんとなく見えてきた。
カルスト湧水と旧街道の探索。

同じ身分で雇われてる人が積極的に探索中。
「今度つれていっちゃる」って言葉が頼もしい。
てか、私は実家や家のことで休んでばかりだし、
たまに出勤したらやらなきゃいけなことが山積みで、
探索を手伝う余裕がなくてすみません。。。

でも昨日は街道の一部が判明。
やっぱり知ってそうな人に聞いてみるもんだ!!

旧牧場内にしっかり残ってる街道の跡。
これで3市にまたがる街道を一気にウォークするのが
現実的になってきた!!
秋が楽しみ。
・・・秋までにもう少し自由に
   動けるようになってるといいなあ (- -;;


by ohtaraki2 | 2017-04-29 07:22 | お勉強 | Comments(0)

あっちゃ〜〜

ポール設置の許可がなかなかおりそうにないので
応急措置をして来たら、今日許可書が届いてた件。

そして、設置期間は3年間で申請したはずが
私の計算ミスで申請書には2年間になってた件。

ポールは本物を刺してくればいいけど
申請書はな〜〜。修正きくかしら。
それとも再度申請しなおしかしら。。。(。-_-。)

自分が悪いんだけど、なんかがっくりした日。


by ohtaraki2 | 2017-04-27 19:06 | ひとりごと | Comments(1)

囲まれたオキナグサ

e0295994_23333538.jpg
ちょっと見ないうちに、もう実になってた (^^;;

春に決まって聞かれるのが
オキナグサを石で囲ってあるのはいいのか、悪いのか。


e0295994_23350554.jpg

今まで研究会で話した中では、
「ある程度個体数が減ってしまい、絶滅が危惧されるような
状況になれば、生育場所を目立つようにして
見せながら守るのがいいけれど、
まだたくさんあるのなら目立たないようにして守るのがいい」
という結論だったと思う。

それだけではなく、囲む人は咲いているオキナグサ以外の
状況に注意を払わないのも問題だという話も。

たとえばこの個体は、囲ってある石の下に
もう一株の、花の咲いていないオキナグサがあった。
下敷きになってた。


e0295994_23370050.jpg

下敷きになってるのは、他の種でも同じ。
オキナグサよりも環境省の絶滅危惧のランクが高い
ツチグリも石に潰されてた。

ちょっとわかりにくいけど、石に囲まれた中が
そっくり掘り取られてるのも毎年見かける。


e0295994_23391635.jpg

さあどうするのがいいのか。
この話はまた来年も繰り返すんだろうな。。



by ohtaraki2 | 2017-04-26 23:40 | 調査 | Comments(0)

進入禁止

あー、もしもし。
もしかして一般車両さんですか?
そこは進入禁止ですよ〜。

(右側の栗園を持ってる人は管理のため車で入るけどね。)

e0295994_22242346.jpg

あれ、さらにそっちに!?
ダメダメ。歩道が傷みます!
それに、そっちは車は通れないよ〜


e0295994_22251189.jpg

ほら行けそうにないでしょ?
様子見に行ってるのはエライ。


e0295994_22255374.jpg
e0295994_22261174.jpg

そうそう。引き返してくださいな。


e0295994_22265050.jpg

あれれれ。今度はそっち???
そっちはもっとダメですよ〜っ
もうあきらめてくださーい。


e0295994_22274212.jpg

よしよし。元の道路に戻ってください。
ここの草原の中は車が便利には通れないようになってるんですよ。


e0295994_22282340.jpg

しかしこの入り口にも「進入禁止」の表示を
してもらわなくちゃ。



by ohtaraki2 | 2017-04-26 22:30 | 調査 | Comments(0)
子供の調子がそれほど悪くなかったので
今日はたまった写真の整理とバックアップ。
明日はどうかな???

さて今年も始まりました。
旧県営育成牧場の調査。

調査プロットの目印ポールの設置も許可が出たから
今後3年間はずっと立てっぱなしでいい。助かる〜

まずは土壌サンプルの採取から。
3年生が入る前だそうで、見慣れた学生さんたちが来られました。


e0295994_22052291.jpg

さて、まず話題になったのはコガタルリハムシの幼虫。
エゾノギシギシにうじゃうじゃいます。
これがズボンにいっぱいついて、折り目なんかに
溜まってたりして。。うぎゃあああ。


e0295994_22065454.jpg

これが食べるとこうなります。
レースみたい。葉脈だけになった葉。


e0295994_22081523.jpg
e0295994_22102024.jpg
e0295994_22103767.jpg

一ヶ月前には成虫が食べてました。
この葉っぱはナガバギシギシ。これも外来植物です。
ギシギシの仲間だったらなんでもいいのか。


e0295994_22121276.jpg

親も子も食べるんだから、先に大きくなってた株は
食べ尽くされ、後から出てきたものはまだ青々。
おかげでこんな変な風景になってます。


e0295994_22131064.jpg

結果的にエゾノギシギシはこれである程度抑えられてるかも?
いつまでコガタルリハムシがやっちゃってくれるかは
わかりませんが、とりあえず助かってるかも???

そして、すごく大きなテントウムシも。
どうやらカメノコテントウのような。
アブラムシではなくハムシの幼虫を食べるそうです。
だからここにいるのか。うまくできてるなあ。


e0295994_22184942.jpg


by ohtaraki2 | 2017-04-26 22:15 | 調査 | Comments(0)

ダメだ

親の調子はまあまあ持ち直してるけど
子供のダウンは痛いなぁ。しかもかなりの高熱。
がっくり&落ち着かない × 2。

週の半分は帰省というのが続き
私自身もちょっとバテ気味なのは確か。
明日は子供と一緒に引きこもり。

みなさまどうぞ健やかにお過ごしください。。


by ohtaraki2 | 2017-04-25 21:17 | ひとりごと | Comments(0)

長者ヶ森の樹木の花

草原の中にポツンとある長者ヶ森。
周りの草原がまだ草が少ないせいで森が目立つのかな。
わりとよく話題に上る。

先日もこの周辺を案内するところだったけど、
このあたりの草原の花は今はそれほど種類がない。

対照的に森にある樹木は花盛り。
いろいろ見てきました。

まず目に入るのはマント群落となっているムベ。


e0295994_12512280.jpg


その次はタブノキ。
この森はタブノキが優占するので、あちこちで見られます。
ちょっと濃いめの香り。
花は雄しべの付け根にある腺点が黄色くめだってかわいい。


e0295994_12562314.jpg

あと派手なのはクロキの花。
これもわりと強めの香り。
葉っぱの付け根にたくさんついています。


e0295994_12572456.jpg

コマユミも森を取り巻くようにぐるっと生えています。
ツリバナだと思ってたけれど、コマユミ、で合ってるでしょうね? (^^;;


e0295994_13070220.jpg


アオキは雄株も雌株も両方見られます。
実と花が同時に見られたりするのでわかりやすいですが
そうでなくても、雄しべのあるなしで区別がつけられます。

こちらは雌株。

e0295994_12584598.jpg
そして雄株。
4つのおしべが飛び出してます。

e0295994_12593578.jpg

シロダモもたくさんあるけど、
花は秋に咲くから、これは若い実。

e0295994_13022781.jpg


クヌギは今から咲きます。
クリーミーな緑がきれいかも。


e0295994_13032786.jpg

ミズキやネコノチチはもう少し先。
その頃には草原の花もさらに忙しくなってそう??



by ohtaraki2 | 2017-04-21 13:07 | 調査 | Comments(0)

タンポポ

今しかわからない、タンポポの区別。

秋吉台の上で結構みるシロバナタンポポ。
西日本には多い種類です。
総苞外片の角状突起が発達し、外片そのものが少し反り返ってます。


e0295994_06313689.jpg

昨日歩道をあるいていて、あれ?と思ったのがコレ。
なんか優しい感じの白花です。
総苞外片の角状突起も目立たず、花の付け根はすっきり。
花軸の毛も少なめです。

キビシロタンポポかな???
自信はなかったのですが、たまたま訪ねて来てくださった方が
詳しい方で、キビシロタンポポだと教えていただきました。
よかった。

e0295994_06270981.jpg

一番よくみていた駐車場近くのもの。
これはどうやらカンサイタンポポのようです。
セイヨウタンポポに比べるとすっきりとした姿。
花色もすこしトーンが落ちて優しげ。


e0295994_06354349.jpg

これが一番よくみるセイヨウタンポポ。
総苞外片が思いっきり反り返ってます。
上からだと白く見えますね〜


e0295994_06413925.jpg

タンポポ調査の報告書を読んだり、持ち込まれた
標本をしげしげ眺めたりしていましたが、やっぱり
咲いている「ナマモノ」を観察できると
全然理解が違いますね〜

いまのうちにいろいろ見られるといいな。



by ohtaraki2 | 2017-04-21 06:25 | 調査 | Comments(0)