研究者のはしっこ ohtaraki2.exblog.jp

身の周りの自然を守ることに対して、研究者は何ができるか。自問自答を繰り返す毎日。


by ohtaraki2
プロフィールを見る
画像一覧

秋らしく

e0295994_2334366.jpg

だいぶススキの穂がでてきました。

キノコの季節でもあります。
これは、ノウタケっていうみたいです。
マッシュルームみたいでかわいい!
e0295994_23352929.jpg

# by ohtaraki2 | 2012-09-14 23:36 | 調査 | Comments(0)

組織としては限界です

5年関わってきたプロジェクトの行く末をぼちぼち考え、
話もしているところですが、
会員さんもいろいろと心配してくださったり、
実際に行動に起こして下さる人もいます。

でも、いくら外から応援を持ってきてもらっても、
中がスカスカなので、せっかくの応援も受け止めきれません。

必要なのはお金でもなく、名誉でもなく、
実際に組織を切り盛りする人・・・あ、結局はお金があれば
これも解決するのかもしれませんが、
やっぱり「思い」のある人が少なくなったということでしょう。
これは末期症状です。

延命措置をほどこすか、安楽になることを選ぶかという
状況になっているので、応援をいただいても苦しいだけです。
少なくとも私はそう感じています。

最初のはじまりから、私の意識が甘かったこと、知識が足り
なかったこと、いろいろ反省はあります。
それに、NOといえなかったこと、が最大の欠点でした。

私の目から見ておかしいと思った時に、代表はじめ他の役員と
しっかり話し合えるような体制をつくれなかったことも大きいです。

それから、関わる人みんなにメリットがある形にできなかったこと。
結局は、花の好きな人間が自分たちのために花を増やしている、
外来種が嫌な人が勝手に草刈りをしている、
という風にしか見られなくなってきたんだと思います。
だから、生産に関わる人や観光に関わる人などは抜けていった。

結果、組織力の足りなくなったプロジェクトです。
たぶん、行政からの委託費5年目という区切りに合わせて、
形を変えることになると思います。
# by ohtaraki2 | 2012-09-14 08:53 | ひとりごと | Comments(0)
e0295994_21344040.jpg

じゃーん。まだちゃんと咲いてました。
キキョウの花茎のうち、花があったのは4割。
やっぱり盛りは過ぎていましたね。残りはすっかり実になっていました。

※ キキョウ(キキョウ科キキョウ属)
  環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)、山口県の準絶滅危惧種


今年は涼しくなるのが早い気がします。
午前中は快調でした。
e0295994_21221473.jpg

午後からだんだん体がキツクなり、
歩道にねころんで見上げたら高ーーい空。
e0295994_21215744.jpg

でもね、虫もいっぱいいました。
ツマグロカマキリモドキの食事風景。
e0295994_21225613.jpg

このころっとしたゾウムシは、シロコブゾウムシというそうです。
マメ科を食べるらしく、どうりでマルバハギにくっついてた。
e0295994_21232257.jpg

この調査地はあと半日くらいかかるかな。
# by ohtaraki2 | 2012-09-11 21:30 | 調査 | Comments(0)

やっと本格的に

新学期の最初はなんだかバタバタです。
やっと落ち着いて自分のことができる状態に・・・なるかな〜??

とりあえず今日からは刈取り試験地の9月分の調査です。
急がないと、キキョウの花がなくなってしまう!

これは昨日歩道沿いでみつけたコキンバイザサ。
初夏の花だと思っていたけど、調べたら花期は5〜8月。
なるほど〜
e0295994_73742.jpg

思考をルーチン化してしまったら楽ですが、
やっぱ自分の経験したことだけで判断してはいけません。反省。

※ コキンバイザサ(キンバイザサ科コキンバイザサ属)
  山口県の絶滅危惧IB類
# by ohtaraki2 | 2012-09-11 07:37 | 調査 | Comments(0)

遊歩道の草刈り効果

昨年の国体でのデモンストレーション・ウォークに際して、
そのコースとなる遊歩道の草刈り方法は、美祢市から
プロジェクト代表に相談が行き、いつもお世話になっている
森林組合さんが作業を受託されました。

・草刈り時期を9月より早める
・刈った草がかぶさらないようにする
・希少種の多い所は刈る高さを高くする

以上のことをお願いして、実際には

・8月末に草刈り
・草を段切りして細かくし、さらにブロアーでふきとばすなど
 草が刈り跡に残らない工夫をした。
・希少種の場所は1人が責任を持って担当

ということをしていただきました。

そして、ウォーキング行事の9月には、
草は邪魔にならない程度に伸び、
10月以降、遊歩道沿いにはたくさんの花が咲きました。

特に増えていたのが、このヒナノキンチャク。
環境省・山口県ともに絶滅危惧IB類にランクされています。
e0295994_15584680.jpg
e0295994_15583775.jpg

すごく小さい花なので、草丈が40cm以上になると生育できないようです。
逆に、明るくなった環境にはとてもよく反応してくれました。
一年草と書いてありますから、その年の環境に非常に左右されるのですね。


今年も草刈り時期は早かったようで(たぶん7月?)、
刈った草ができるだけかぶらないようにしてくれている・・・
ような感じでした。

一部の希少種には草がかぶさっていて、個体数が激減していた
そうですが、場所を公開していないのでそれは仕方ないかな。。。

ヒナノキンチャクのあるところには、ムラサキセンブリ、スズサイコ、
ミシマサイコといった絶滅危惧種が集合していて、写真を撮りながら
大興奮でした。(花が咲いていないので写真は緑一色です。。。)

問題は、刈る時期を早めたことで、歩道の真ん中に再生する
大きな草。メガルカヤやクズなどが邪魔になります。
e0295994_167268.jpg

プロジェクトの整備場所や去年の国体の歩道では、9月に入ってから
真ん中だけ再整備しました。今年の歩道はどうなるでしょうね?

それでも、7〜8月の草刈りを3年ほど続ければ、草丈が低くなるので
草を持ち出す労力や、真ん中の再整備はいらなくなるかもしれません。
その3年間は、通常より増える草刈りの労力分を、金銭的、あるいは
実際の労働力として、行政が引き受けてくれればいいんですけど。

いろいろ考えながらの往復でした。
# by ohtaraki2 | 2012-09-10 16:15 | 調査 | Comments(0)