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砂上の楼閣

いま気になっている言葉は、『グローバル人材育成』。
企業での人材育成のことの方が主流みたいだけど、
大学や高校でも聞く言葉。

こと言葉のもと、教育機関は何をしているかというと、
たぶんこんな感じ。

・英語などの語学力の向上
・課題抽出から調査、考察、提案までの一連のプロセスを
 実行するための技術の習得、積極性や表現力の向上
・国際社会の中で日本の良さをアピールするため
 伝統的なもの、身近にあるものについての知識を深める

で、おもに2番目の目的のため、
どこかの地域を対象として現地視察したり、
調査したりするわけだけれど。

地域にとっては、自分たちの気づかない魅力や
アピールポイントを指摘してもらえたり
何かのアイデアをもらえたりするから
いいのかもしれないけど。

基本これって、学校や先生と対象地域の
信頼関係の上に成り立ってる。

そんな関係をいくつも築ける先生がいれば
すごいけど、時間も労力もかかるから
そうそうたくさんできないんじゃ?

それに受け入れる地域側も「うまく」いってないと
受け入れることもできない。

そんな地域もどこにでも有るわけでもない。

すごくカッコいい、時代の最先端みたいな
言葉が貼り付けられてるけれど、
結局土台の部分は泥臭いことの積み重ねでできてるんだと、
腑に落ちた日。

上の部分だけが拡大しても、そりゃ危ういことで。

先生にしても、地域にしても、土台の部分を
しっかりやっていけるのは、結局は本人や住民の
興味や資質だと思う。
これじゃ身も蓋もない結論になってしまうけど。

by ohtaraki2 | 2015-01-17 12:03 | ひとりごと | Comments(0)