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研究者のはしっこ ohtaraki2.exblog.jp

身の周りの自然を守ることに対して、研究者は何ができるか。自問自答を繰り返す毎日。


by 草原好きオバちゃん

栽培個体

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草原性の絶滅危惧植物、ムラサキが栽培してあった。

去年、野生固体から種を採ってきて播いたそう。
春までなかなか根を張らずやきもきしていたら、
その後はスクスク育って花を咲かせたそう。

もちろん肥料もやったよ、とのこと。
確かに葉っぱがデカイ。

草原に生える植物は、栽培するとよく育つことが多い気がする。
オキナグサもとてもでっかい株になる。
株を採ってきても大抵ダメで、種から育てるとうまくいくのも同じ。

草原はどれだけ過酷な環境なんだろう。
貧栄養、乾燥、強風、他の植物との競争、食害など。
こういうストレスにどう立ち向かうか、
どこまで耐性があるか。
草原にしか生えない植物は、草原の環境に適応した能力を持ってる。

栽培して大きく育ったものより、
花を咲かせるまで何年もかかり、小さい個体にしかなれない
草原のものの方が、私は好きだ。


by ohtaraki2 | 2016-06-26 20:39 | ひとりごと | Comments(0)